ミニマム収納アカデミー 変化の記録

「いつか使う」から「もう使わない」へ 6ヶ月で4,000個減らしたミニマム収納アカデミー生 変化実録

片付けられない!すぐリバウンドしてしまう、とお悩みだったAさん。2019年5月開講 ミニマム収納アカデミー3期生として参加されました。片付け期間およそ6ヵ月で4,000個もモノを減らしました。そのお部屋と心の変化について実際の記録ノートより許可をいただいて掲載しました。

 

もくじ

5月21日 ミニマム収納アカデミー第1回講座

【テーマ】ミニマム収納基礎・収納概論

宿題

  • ワークで決めた靴下の数に合わせて整理する(ビフォーアフター)
  • 目標シート・点数シートを書く
  • 防災用品を確認し揃える
  • 現状の部屋を記録する(写真撮影)

Aさんの理想のわたし・理想の暮らし(ゴール像)

  1. いつでも友達が呼べるよう片付けなくても散らかっていない家を保つ
  2. 子ども部屋にできる部屋を作る
  3. 自分のやりたいことに迷うことなく決断し考動する。
  4. 息子も私の行動を見て自ら片付けている

5月24日の記録ノート あふれた靴下がミニマリストのように

受講生さん
きのう全ての部屋、引き出し等の中を写真に収めたが全て数えたい!もう伸びしろだらけの我が家!でもやりたい場所がありすぎてどこからスタートすべきか悩んでしまう。まず靴下から!とのスタート指示がほんとに助かった。
どこからスタートするか迷うからこそ、宿題として出した靴下の整理から始めてみてもらいます。学んだ理論をそのまま実践で体験できますね。
寺尾江里子
受講生さん
靴下が常にカゴからあふれていたのに、いつも使うのはこれだけ!と決めてみるとあまりに少なくて唖然としてしまう。まるでミニマリストのようだ。しかもそれを自分で決断できたのだから不思議極まりない。
ワークで数を決めたからこそ、残す数もハッキリ分かりますね。
寺尾江里子
受講生さん
下着はカゴの中に使っていないモノであふれ出した上の部分のモノだけを使っていた。愕然!これが分かると下の部分は何の迷いもなく一気に捨てる事が出来た。ずっと取ってあったいつか使うかもしれないものが、今は着る気がおきないもの。たぶんずっと身につけないもの、に変化した。こんな心の変化が起きると捨てるのも簡単だ!
靴下、下着、ハンカチなどの実用性が高く種類が少ないモノから取りかかるのがコツです。たくさんあるモノでいつも使うモノは大抵同じ。使っていないモノには訳があります。いつか使うかも、が、ずっと使わないモノに思考が変化すれば判断も速くなりますね。
寺尾江里子

 

5月29日の記録ノート ここまで自分が変化できることが信じられない!

受講生さん
朝疲れていて遅く起きたのに洗面所で何年も使っていなかった大きな洗剤(2つ)を捨てたくなった。(なぜか!?)そこが埃だらけでそれも拭きまくり(何年かぶりに)続いて手前にあるオープンラック最上部にあるストック品の入ったカゴが埃だらけでそれを覗いてみると、使っていないモノがたくさんある!気持ちよく捨てられた。今までなぜ捨てられなかったのか?いつか使うかもしれないから、もらったものだから、という感情のせいだと気づくと、今使っていないモノという事実のみに注目することができて一気に捨てられる。先週のワークを少ししただけなのにここまで自分が変化できることが信じられない!この考え方、一生続けばよいが続くのかしら?

ぱっと見ただけで使っていないモノがたくさんあることに気づき、捨てたくなるという変化!素晴らしいですね。いつか使うかも、もらったものを捨てたら悪い、という思い込みが取れてきましたね。
寺尾江里子

 

5月の減らしたモノの数 119個

 

6月1日の記録ノート 情報・知識もインプット過多!?

受講生さん
私がモノだけでなく情報・知識もインプット過多だということを江里子さんとのメールのやりとりで気づかされた。スマホ見て止まらないのもこのせい。どんどん学びたいことを学び続けるのもこのせい。何の目的のための行動か?点でなく線で考えているつもりなのに、その目的が夢ではなく自分をダメ出ししているところからくるのであればもっとプラスをのばす方へ目を向けてもよいのでは?ノートを無印のセールで大量ストックしたのもノートにメモを取り続けても何のためのメモになっているか?が(目的が)ハッキリしていないのであれば無駄にしかならない。
Aさんは真面目で勉強熱心です。そしてメモをよく取ります。メモするのはいいのですが、メモした後どうするのか?目的をハッキリした方がよいでしょう。自分への不足感を補うためにあれこれインプットばかり増やしてしまうようではもったいないです。そのインプットで自分が満たされる日はそのままではずっと来ないからです。まずは現状の自分を認めるところからスタートです。
寺尾江里子

 

6月6日の記録ノート なぜ履かなかったのか理由を明確にしよう!

受講生さん
玄関の靴を整理。用途が限られた靴を下駄箱から別の部屋へ移動。捨てる靴と残す靴に分ける。履いてこなかったけど履きたいから出した靴があるけど、江里子さんからその靴がジャマ!と指摘が入る。今日はここの靴をはいてみてなぜ履かなかったのか理由を明確にしよう!

履かない靴には履かない理由があります。履きたいと思うならそれらの靴を無理して履いて出かけてみましょう。使ってみればどうすればいいのかすぐに判断できるようになるはずです。
寺尾江里子

 

6月18日 ミニマム収納アカデミー第2回講座

【テーマ】クローゼット・衣類の整理・セルフイメージ、脳タイプ

宿題

  • クローゼット・箪笥の整理(ビフォーアフター)
  • 服の数を数えるシートを書く
  • 課題図書を読み始める(4回目講座まで)

6月19日の記録ノート 子どもも仕組みがあると自分で片づけできるんだ!

受講生さん
息子に「一緒に英語の学びをしよう!」と言うと自分でケースからノートと辞典を取り出し、鉛筆をダッシュボードから取り出して1人で始めていた。終わったときに「片付けてね」というと鉛筆、ペンを元の場所に戻してくれているのでテーブルの上はスッキリ。ああ~!仕組みがあると(元に戻す場所があると)自分で片付けできるんだね~。素晴らしい!これはここ!って言わなきゃ片付けられないものはルールが分かりにくいってことだな。私しか分からないルールはルールじゃないってこと!
子どもだって仕組みがあれば片付けられる!を目撃しましたね。自分しか分からないルールはルールじゃない!というのも素敵な気づきです。
寺尾江里子

 

6月22日の記録ノート 私のことどこから見てたの?

受講生さん
課題図書を読んでいるけどすごすぎる。私のことどこから見てたの?と思えるほど図星なことばかり。10年以上大事にとってある服・ユンケル!!これをとうとう捨てる決心がついた。ああ、なぜこれほどとってあったのか疑問でしかない。今は。
課題図書での気づきも多かったようですね。スッキリしたい!という気持ちに拍車がかかってきましたね。
寺尾江里子

 

6月30日の記録ノート イメージしたのは江里子さんちのクローゼット

受講生さん
昨日は132枚も服を捨てられた。私がずっと着ていなかったのにずーっと置いてあったの?って思うとぞっとする。1つのオープンラックの棚の段がなんと空になった!夏のTシャツが全て洋服ダンスの中にコンパクトに収納できちゃった!ってこれ、すごいこと!私には!!Tシャツって思い出の品とかずっとあってできなくて・・・。それが思い出のモノを分けて考えてみると捨てられた。これスゴイ革命!会社用のシャツもずっと着ないのに置いてあったモノを一気にじゃんじゃん捨てられた。イメージしたのは江里子さんちのクローゼット。あそこまで減らせないにしても今のこの服レベルはあそこにはないだろうと思ったらどんどんハンガーから取ることができた。リアルにイメージをインプットするって影響大きい~!!

洋服を132枚も捨てたってスゴイですね!何年も取っておいたものをついに手放す時がきましたね。今にフォーカスして生きることがどんどん出来るようになってきていますね。
寺尾江里子

6月の減らしたモノの数 290個

 

7月16日 ミニマム収納アカデミー第3回講座

【テーマ】キッチン・冷蔵庫の整理・捨てられないと向き合う

宿題

  • キッチン・冷蔵庫の整理(ビフォーアフター)
  • 食器棚・背面収納の整理(ビフォーアフター)

7月18日の記録ノート 愛着のある服たちにいいさよならができた

受講生さん
いとこに来てもらいお下がりの服などを一気にもらってもらった。たくさん家から出て行くのに嬉しがってくれて愛着のある服たちにいいさよならができた。冷凍庫の中も全出ししたら保冷剤が10個もあり、唖然。野菜室の生ナッツ類も大袋でずっと使わずそこに居座っていたのを一気に捨てられた。あ~、ジャマだったのがスッとした!なぜ捨てられなかったのだろう・・・。
いつか、や、もし、の呪縛から解き放たれてきましたね。保冷剤などは溜まりやすいので気をつけたいですね。
寺尾江里子

 

7月24日の記録ノート 服を4分の3に減らした!!

受講生さん
せっかく20年ほど大事にとってあったコートを服の山に積み上げていたらわずか数週間で虫に食われていた!ガックシ。でもこれもいい経験!捨てた服を数えたら429枚になっていた!4分の3を減らしたってこと!今これらを全て手放す決心ができた理由って何だろう?いつか、がイメージできないものには気持ちよくさよならできる自分になっていた!自分の当たり前が変化していた!
元々の量が多かったけど4分の3に減らせたのはすごいこと!!自分の当たり前が変化していたことに気づきましたね!
寺尾江里子

 

7月の減らしたモノの数 1,997個

 

8月13日の記録ノート 鍋を置けるスペースができた!もう感動!

受講生さん
ようやく台所のぐちゃぐちゃになってしまっていたモノを整理してしまうことができてスッキリ。コンロ下の調味料エリアも半分捨てて半分は食器棚とコンロに移動すると鍋を置けるスペースに!!もう感動しかない!!
不要なモノを処分したからこそ、必要なモノをしまえるスペースができるのです!出しっぱなしの鍋などがしまえるようになるとスッキリしますよ。
寺尾江里子

 

8月15日の記録ノート 実はこう思っていたという気持ちもはがれおちて見えてくる

受講生さん
夫が台所がキレイになったのを見てびっくりしていた!スッキリした所を見て「調味料が地層のようになっていて崩してはいけないものだと思っていたよ。ハハハ!」とのこと。部屋が片付くと「実はこう思っていた」という気持ちもはがれおちて見えてくるようだ!
旦那さんからの意外なひと言!(笑)実はこう思っていたということに気づかされましたね。これからもっとコミュニケーションが良くなりますよ!
寺尾江里子

8月の減らしたモノの数 812個

 

9月17日 ミニマム収納アカデミー第4回講座

【テーマ】書類の整理・思い出のモノの整理

宿題

  • 書類の整理(ビフォーアフター)
  • 分類表を作り、バーチカルファイリングに挑戦

9月の減らしたモノの数 501個

 

10月3日の週報メール 紙類の居場所を早く決めてあげたい

受講生さん
台所で片付けした時に、普段使いしていた陶器の食器のうち、多かったものを捨てても大丈夫か迷っていたので、1ヶ月それがない状態で過ごしてみましたが特に問題なかったのでこの際捨てることにした!あとは、ファイリングのボックスなどが届いたので、そこに入れなおすのに改めていらなくなった書類を捨てました。ついでに息子の宿題プリントを入れるボックスも作ったら、宿題プリントがぐちゃっと床に落ちてても、入れる場所にさっと入れれば良いので、ストレスがその分だけ減りました。コレなんですね。もっとそうなるように、他の紙類も、居場所を早く決めてあげたいと思います。
迷ったモノは一旦別の場所に移動して一定期間保管した後、本当に必要かどうか考えるのが大切です。モノと心を離すためにも距離をおくことが大切です!プリント類も保管場所が決まっているとしまうのが楽ですね。
寺尾江里子

 

10月15日 ミニマム収納アカデミー第5回講座

【テーマ】リビングの整理、まとめ・「ない」から「ある」へ変化する

宿題

  • リビングの整理(ビフォーアフター)
  • 片付け計画表の提出

 

10月18日の週報メール 捨てる決断が早くなっている自分に気づきました

受講生さん
12日に、台風で缶詰状態の時に、洗面所の片づけをした分が-98個。主なものとしては古いチューブ系のお薬、古くなってしまった使い捨てのシャンプー、化粧水などを処分しました。14日にも、仕事部屋の書類の一部を片づけし、-257個。主なものとしては、取説、20年以上前の給与明細、古い保険証書、旅行やボランティアの時の記録、昔の人間ドックの記録、住宅ローンや保険の契約前の説明資料などがありました。これは、引き続き片づけします。ここから、思い出として残したいものは、自分の思い出箱を作り、そこへ入れていくことにします。寒くなってきたので冬服も出し始めたら、夏に使わなかったストールは処分しよう!と、なかなか捨てられなかったものも、捨てる決断が早くなっている自分に改めて気づきました。

取扱説明書なども見直してみるともうない家電のモノが残っていたりしますので2年~3年に1回くらい見直しましょう。昔の給与明細も要りませんね。年金定期便などで確認したあとは取っておかなくても大丈夫でしょう。シーズンが終わった服は着なかったもの、使わなかった小物がないかチェックしましょう!
寺尾江里子

 

10月22日の週報メール がらーんと空いた押し入れスペース

受講生さん
押入れの下を全て整理して、息子の服のupdate(サイズアウトを間引く)ことをしました。引き出しに入っていたタオル類(主に色の変わってしまうほど使っていないバスタオル)と、私の水着関係のもので、もう使わないだろうというものも一気に処分しました。引き出しがガラーんと空いたので、右下においてあったクリスマス、ひな祭りの飾り類を箱のまま引き出しに入れちゃいました。その結果、右下がガラーんと空いたので、そこに、玄関前にある納戸?にあった、防災用などのストック類をまとめて移動してみました。ということで、押入れの中がかなりスッキリしました!そして玄関前の納戸の下も、全てガラーんと空いたので、息子がそこに初めて入っていい?と聞いてきて、入って遊んでいました(笑)

お写真を見た時に絶対押し入れにスペースが空くことが分かりました。予想通りの結果になりましたね。お子さんも遊ぶスペースができて良かったです(笑)
寺尾江里子

10月の減らしたモノの数 561個

 

Aさんが6ヵ月で減らしたモノの数 3,989個

Aさんがアカデミー受講期間中に手放したモノの数は約4,000個。まだ現在も片づけは続いています。Aさんはやるべきことを見える化するのが上手でこの写真のようにTO DOをリストを作って消していくということをしていました。見える化すること、リストを潰していくことで達成感も得られます。

Aさんはとにかく『素直』な方です。学んだことや、こちらからアドバイスしたことをそのまま実践につなげていったことが、大きな変化を手に入れられた要因だったと思います。また、体育会系なので継続する力もお持ちでした。中でも洋服を400枚以上手放したのはとても大きかったです。

アカデミー開始当初は「捨てられない」とおっしゃっていましたが、今ではじゃんじゃん捨てられるようになりました!Aさんの気持ちの変化もとても嬉しいです。これからもがんばって欲しいです!

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  • この記事を書いた人

寺尾江里子

ミニマム収納アカデミー主宰 整理収納アドバイザー1級、2級認定講師 「片付けが苦手」「なかなかモノが捨てられない」 絶賛子育て中40代ママのお悩みを解決いたします!

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