片付けても片付けてもその場限りで3日もすればすぐにリバウンドしてしまう。もういい加減に片付けなくちゃ!!と思う日々から卒業したいのに・・・!!そんな人は普段の何気なくやっている「習慣」が片付かない原因であることがほどんどです。まずは自分の習慣を見直して、改善できるところから取り組んでみましょう。
もくじ
1日も早く克服したい、片付け地獄に陥るそれダメな3つの習慣
その1.出しっぱなしにする習慣
モノを使った後、しまわずに使った場所に出しっぱなしにしてしまう。また、洗って干し終わった洗濯物、洗い終わった食器など、しまわれるのを待っている状態からその先に進まないと常にモノがあちこちに出ている状態になりますので視覚的にもゴチャゴチャした印象になります。
その2.モノを溜める習慣
モノが入ってきたときにその場で要不要を判断せずに、ひとまず保留する癖があるとモノがどんどん溜まっていきます。チラシやDM、学校からのお便りやプリント、人からのもらいもの、毎週届く生協のカタログ、などなど・・・。家の中に入れてどこかに置いておく、を繰り返していると気づいたらモノがどんどん溜まっていってしまいます。
その3.先送りにする習慣
やろうと思ったことをすぐにやらずに「また今度やろう」と先送りにする癖があると、そのうちに山ほどのやるべきことに追われる日常になります。一度その状態になってしまうと何からどこから始めたら片付くのか分らなくなってしまい、さらに何とかしようとするのを先送りする状態になってしまいます。
全ては「多すぎる」ことが原因
先に挙げた3つの片付けにおいて好ましくない習慣は、モノを減らすことで自然と解消することができるようになってきます。
モノがたくさんあると、どうしても「大変そう」と思ってしまいなかなか手がでないものです。仕事で疲れている時など、自分のエネルギー状態が低いときは特に大変そうなことに手をつけたくないもの。外で疲れてきた自分のエネルギー状態をさらに低くしているのが、家の中にあるモノの量なのです。
たとえ仕事から疲れて帰ってきても、家がモデルルームのようにスッキリ片付いていれば、家事などの雑事も簡単に終わるという気分になって手がつけやすいものです。
つまり、既にモノがたくさんあって片付かない家になっていれば自分の今のエネルギーを減らしたくないと「常にやりたくない」気持ちになりますから手をつけられません。しかし、一度片付けばどんどん家事がはかどる家になるのです。
スムーズにモノをしまえる余裕が必要不可欠
モノをしまおうにも、既に収納スペースの中が既にギュウギュウではしまうのも一苦労です。まずは収納スペースに空間の余裕を持たせる必要があります。キッチリ畳まなくても洋服がふわっと入れられるくらいの余裕が欲しいですね。
何かを動かさないと何かをしまえない、という状態がしまうという行動を遠ざけるのです。食器も、タオルも、下着もすべて、サッと取り出せて、サッとしまえるようなスペースの余裕を作るために、現在の持ち物を見直して収納スペースの中の空間を広げてみましょう。
本当に必要なモノだけに絞ると新しい習慣が身につきやすくなる
今の生活に必要なモノだけに絞ってモノが少ない状態になれば、使ったモノを元の場所に戻すのも簡単になります。
すると、モノが溜まってきたら、空間がいっぱいになる前に減らす習慣を意識できるようになります。
さらに空間に余裕ができて見た目にもスッキリした部屋になれば、やるべきことを先送りせずにすぐに手をつけられるようになります。
新しい習慣を身につけるためには、見た目の変化が欠かせません。見た目の変化はモチベーションに直結するからです。人を動かすのは「感情」です。
気持ちの変化が新しい習慣を維持しようとする原動力になります。ぱっと見て「スッキリしている」「すがすがしい!」「気持ちいい!」と思えるまで片付けてみましょう。その先には今までとまったく違う、理想の暮らしがきっと待っていますよ!