ミニマム収納術®

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えりこのコラム

モノが増える原因!ついつい道具に頼ってしまうのはなぜ? 

2019年9月10日

英語を習いに行ってるのに道具を揃えたがる父の話

私の父の話をします。
私の父は一昨年の年末に会社を辞めて私の兄に会社を譲りました。今はリタイア後の暮らしを楽しんでいます。 最近は地域の同じような年齢の人が集まるサークル的なものに参加して、料理教室に行ったり、麻雀をやったり、カメラサークルに入ったり、ゴルフに行ったりしています。

そして、最近英語サークルに入ったんです。どうやら英語で日記を書くという内容をやっているようなのですが、父は昔から英語はあまり得意ではありません。なので、いきなり英語で日記を書くといっても書けるわけないんです。

するとこの前こんなことを言い出したんです。

お父さん
最近日本語を話すと英語に翻訳してくれる機械があるんだろ?それを買おうかな?

 

私はびっくりしました。そこで私は

一体何のために英語習いに行ってるの?そんな道具に頼るんだったら英語習う必要ないんじゃないの?
寺尾江里子

 

またしばらくすると

お父さん
スピードラーニングっていいのかな?買ってみようかな?

父の性格をよく知ってる母と私は「やれやれ、またか・・・」と(苦笑)。

 

人から認められたいという想い

というのも、私の父はすぐモノに頼る。そして買って安心して大して使いもせずに放置する、を繰り返す人なんです。
買って使い続けてがんばってる姿を見たことが一度もない!!(笑)
最近買った高級カメラも気づけばもうほとんど触っていません!

父の思考を分析してみると

・何でもできる「すごいね」と言われるようになりたい
・そこに至るための努力はしたくない(楽してそうなりたい)

どうやらこんな感じなんです。

70歳過ぎた父が今英語を話せるようになったとして、いつそれが役に立つのか?といえば旅行に行ったときか、外国人に道を聞かれたりしたときくらいでしょう。
英語ができるようになるということは、父のこれからの人生においてプライオリティは高くないはずです。

だからこそ「楽しいからやる」「楽しんでできる」分には全然問題ありません。

しかし「英語ができないと恥ずかしい」とか「英語ができて周りからすごいと思われたい」というような動機でやれば、自分ができないことを自覚する度に「自分ってダメだな~」と落ち込むしそれを何とか補いたくて、いろいろなグッズに手を出してしまう、ということになります。

その原因は過去に

父がそんな性格になったのには父の過去が関係していると思います。父は小さいころ両親に「おまえは総理大臣になれ!」と言われて育ったそうです。(驚)
中学までは勉強もできたようですが、高校受験に失敗、大学は卒業しましたが希望の就職先には就けなかったそうです。それでも30代で会社を興し息子に継承させることができました。立派だと思います。
しかし、周りのお付き合いしている企業の社長さんたちはもっと大企業の社長さんたち。周りにはもっと「自分よりすごい人」がたくさんいるんです。

周りと自分を比べて「自分ってダメだな~」と思ってしまう。でも諦めきれずにあれこれ手を出してしまい、結局途中で挫折。するとまた「自分ってダメだな~」を繰り返す。 これじゃ、いつまで経っても自分への不足感から抜け出せません。

私は父が30年以上も会社を経営してきたこと、私を含め3人の子どもをしっかり育ててくれたことを「本当にすごいな~」と思います。 父はたくさんの「すごいところ」を持っているんです。 周りからも「すごい」と思われているところもたくさんあります。 それなのに、本人は「ない」ばっかり見ているのが残念でなりません。

私は「楽しくないなら英語サークルなんて辞めちゃいなよ!」って思います。学ぶ楽しさ、仲間ができる楽しさがあればそこに行くことの意味は十分あります。ただ、自分自身へのダメ出しを強めてしまうのであれば行かない方がいいと思いました。

道具は決して悪くない

翻訳機械もスピードラーニングも道具としては悪くないと思います。

しかし、その道具を使ってどうなりたいの?ってことが大事。
ただ買うだけでは何も意味がないし、使いこなしてその先にある目的を到達することができるのか?を買う前にしっかり見極めて欲しいと思うんです。

人には向き不向きもある。 私は運動が苦手だし、運動することが楽しいと今はまだ思えません。 だから「早く走れるようになりたい」とも思いません。
地区の運動会でぶっちぎりの1位になったらみんなから「すごいね~!」と言ってもらえるかもしれませんが、それも要りません。(まあ、ありえないけどw) でももし私が「運動って楽しいな」「ちょっと楽しいから続けてみようかな?」と思ったらその先に続けていたら何かあるかもしれません。

自分のダメを埋めるために、モノを買って増やしてしまうコトって私の父だけでなくみんなあるんだと思います。
人って「ない」を見るとどうしても埋めたくなるんです。

ないを見ても始まらない!楽しくやろう!

人から認めてもらいたい!そんな無意識にある心の叫びが、駄目な自分を克服するための道具集めに走ってしまうことがお分かりいただけましたか?
「ない」ばっかりみていても幸せにはなりません。ないを埋めるのにはそれなりの時間と努力が必要なのでそれなりの覚悟をしなくてはなりません。もし本気で手に入れたいスキルでなければ、「ない」をてにいれるのではなく、「ある」を見つけて、育てて、大切にしていきませんか?

楽しければすべて上手くいく!私はそう思います。楽しければ続けることが苦にならないし、続けていれば必ず上達したりできるようになることがほとんどだからです。

家にあるたくさんの使っていないモノたちが、あなたの無意識にある思考を教えてくれているかもしれませんよ。 片付けながら向き合ってみてください。

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  • この記事を書いた人

寺尾江里子

ミニマム収納アカデミー主宰 整理収納アドバイザー1級、2級認定講師 「片付けが苦手」「なかなかモノが捨てられない」 絶賛子育て中40代ママのお悩みを解決いたします!

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