来客用の布団をどうしたらいい?と収納に悩んでいる方も多くいらっしゃいます。来客用の布団がなければもっとスペースに余裕ができるのに!そんな風に思っている方に来客用の布団の整理の考え方についてミニマム収納術®の視点からアドバイスします!
もくじ
来客用の布団は必要か?
そもそも来客用の布団をどうしたらいいか迷っている、ということはその来客用の布団の使用頻度が低いということが原因ではないでしょうか。来客用布団をよく使う家では手放すという選択肢がない場合、圧縮袋などに入れてコンパクトに収納する方法を研究するか、今ある布団をコンパクトタイプの布団に買い換えるのがよいでしょう。よく使うモノは必要なモノです。
反対に滅多に使わない、ほとんど使わない、使ったことがないけど持っているから悩みの種になる、という場合が今回のテーマです。それでは来客用の布団はどのくらいの頻度なら取っておいた方がいいのかの基準を考えてみましょう。
来客用の布団を取っておく基準
例えば、年に数回泊まりに来る人がいる。お盆に帰省してくる家族がいる。年末に泊まりに来る人がいる。そんなお宅では使用頻度が低くても年に数回は来客用の布団を使いますね。そのようなお宅ではやはり必要な人数分の来客用布団は必要でしょう。収納スペースを確保してきちんと保管しましょう。
いっぽうで、1年に1回も泊まりに来る人はいない。誰が来るのか決まった人がいない、というお宅では来客用の布団はものすごく使用頻度が低いですね。布団は大きさもありますし、それなりの収納スペースが必要ですからこういったお宅では本当に必要かどうか見直した方がいいでしょう。
もしかしたら・・・万が一の考え方
もしかしたら、突然誰かが泊まりに来るかもしれない。万が一誰かが泊まっていくかもしれない。そんな風に思うこともありますよね。では、これまでを振り返ってみましょう。その、もしかしたら・・・万が一は今までどのくらい実際に起きましたか?これからそれが起こる可能性は今までを基準に考えたら答えが出るかもしれません。今まで一度も誰も泊まったことがなければこの先もその可能性は低いでしょう。それでも心配という方は次の方法をおすすめします。
レンタル布団を使う
レンタル布団というのがあるのをご存じですか?安いところだと1泊3,000円程度から布団一式をレンタルすることが可能です。しかも、しっかり手入れしてある布団が届くので家で押入れにしまいっぱなしの寝具を出すよりお客様に快適に過ごしていただけます。前もって泊まりに来ることが分かればレンタル布団を予約すればいいのです。
泊めてあげなくちゃいけない?
急に何らかの事情で来客が帰れなくなり泊まることもあるかもしれませんが、そんな突発的な事には出来ることだけで対応すればいいでしょう。ソファーで寝ても良いし、掛け布団だって使っていない季節の布団で何とか対応できるわけです。基本は帰ってもらうこと、近くのホテルに泊まってもらうことを相手にお願いしてもいいのです。泊めてあげなくちゃいけないという思い込みは不要です。
まとめ
そもそも普段から来客がある家ならまだしも、ほとんど人を招かない、家族以外の人が家に出入りしないお宅の場合には来客用の布団はほぼ不要といってもいいでしょう。ただ何となく持っているべきもの、という思い込みで取ってあるなら見直しましょう。他人のために自分たちのスペースを空けておく必要がどこまであるのか考えたいですね。布団はしまっておくだけではカビたりダニが発生したりします。手入れする時間や手間も考えながら上手に付き合いたいですね。