どうしてうちはなかなか片付かないんだろう?とお悩みの方は多くいらっしゃると思います。
そんな時はまず自分の普段の行動・習慣・思考を見直すと、その原因を見つけることができます^^。自分が普段から無意識になんとな~くやっている行動が、実は片付かない原因そのものだったりします。
こういった行動は自分ではなかなか気づきにくいので、気づくためには意識しようと心がけること、記録を取ることではっきり分かります。最後に方法をお伝えします。
もくじ
1.買う時の行動編
- ストックがたくさんあると安心~!!と、在庫管理しないで買っちゃう。
- いいな!と思ったらその場で衝動買い!だって一期一会ですもの~!!
- セール品など安いモノを見つけると値段に釣られてお得感で買っちゃう。
- 誰かにあげよう、と、「誰か」がはっきりしていないのに買う。
2.もらう時の行動編
- タダでもらえるものはひとまずもらっておく。
- 足りなくならないように、と多めにもらっておく。
- 誰もいらないなら捨てるよりマシ、と自分が引き取ってしまう
- 人からもらったモノは自分が買ったモノより大事と思う
3.使う時の行動編
- 使ってなくなるのが惜しいと思って「ちょい残し」しちゃう
- 価格の元を取った、と思えるまで使いたいという想いがある
- どうせ汚くなるなら見た目より使えるかどうかの方が大事だ
- 使った後のモノの手入れをするのがしんどい
- 高そうないただきものがもったいなくてすぐに使えない。

入ってくるモノの量を記録しましょう!
ノートに買ったモノ、もらったモノの内容とその個数を記録してみましょう!まずは1週間、どれくらいのモノが家に入ってきたか調べてみてください。
例えば、
7月30日(木)ポケットティッシュ2個、メモ帳1個もらった、セールで服を2着買った、Amazonで本を1冊買った
7月31日(金)コンビニで割り箸1個、プラスチックスプーン、おしぼり1個もらった。スーパーでストッキング2個買った、など
※書き方は自由です。
記録を続けていると、毎日たくさんのモノが家の中に入ってきていることに気づくでしょう。まずは、毎日家の中にモノが入ってきていることに意識を向けることがスタートです。記録すると、こんなにたくさん要らなかったかな?つぎはもらうのをやめよう、などということにも気づいていきます。普段無意識でやっていることがいかにモノを増やしていることに繋がっているか?を知ることが片付けに悩まない暮らしへの第一歩です。
さらに、捨てたモノや人にあげたものなど、家の外に出ていったモノの記録を取ることも重要です。入ってくるモノの量と出ていくモノの量の差し引きで家の中のモノの量が分かるからです。
ミニマム収納アカデミーでは受講生さんに、このINとOUTの記録を受講期間中に週報メールで毎週送ってもらっています。目的は無意識の意識化です。
やっていると皆さんおっしゃるのは「モノを買わなくなりました」ということ。買う、もらう、はモノを増やす行為だということが意識できるようになるので、以前より慎重になるのです。何気なくやっている行動や思考が片付かない原因だと分かると、根本的な解決へと近づいていきます。
モノをむやみに増やさない生活にすること、モノと向き合い自分と向き合うことで、片付けて環境を整えることは自分自身を大切にすることにだんだんと気づいていきますよ。