片付けマインド まずはここから!片付けの基本 片付かない理由別に見る

片付けたいけどやる気がでない。いつまでも散らかったままをどうする?

散らかった部屋に自分でもうんざりしていて、何とかしたい。と思いつつもやる気がでなくて時間だけが過ぎていく。つい他のことをして1日がおわり今日も片付けられなかったと意気消沈。どうしたらそんな日常を変えていけるのか?やる気を出して片付けを進めるヒントをミニマム収納術®の視点からお伝えします。

もくじ

やる気ってどうやって出せばいいの?

やる気ってどうやって出るものでしょうか。あなたがやる気満々なことって、どんな事ですか?

  • 大好きなアーティストのコンサートに行くこと
  • お買い物に行くこと
  • 美味しいランチを食べに行くこと
  • お友達と集まっておしゃべりすること

こういうことはやる気を出そうと思わなくても、自然とやる気が出ませんか?そう、やる気って楽しいことや好きなこと、自分にとってメリットがあることなら無理に出そうとしなくても自然とでるものなんですよね。だから、片付けが好きでない、面倒くさい、やりたくない、と思っていたらやる気なんて出るはずもないですし、やりたいと思わないことにはどうやったってやる気は出ないんです。

そもそも片付けに「やる気」は要らない!?

それでは「やる気」がないと片付けはできないか?というとそうではありません。無理にやる気を出そうとしたり、やる気が出るまで待たなくても、片付けはできます。

例えば仕事場で、好きな仕事とあまり好きではない仕事があったとします。どちらかだけやればいいのではなく、両方やらなければいけない仕事だとしたらあまり好きでない仕事もやるのではないでしょうか。このように、やる気がある、ない、にかかわらず人は「やらなければいけない事」はやることができるのです。料理が嫌いでも、家族のためにがんばって作っている人もたくさんいるでしょう。

ですから、片付けを「やらなくてもいいこと」という考えを「やらなければいけないこと」=仕事と捉えてみてはいかがでしょうか。

とはいえ、絶対にやらなくてはいけない仕事には大体期限があります。その期限がないとずっと後回し、先延ばしにしてしまうでしょうから、期限を決める必要性があるのです。期限はなるべく短く、ミッションは細かくすることがポイントです。例えば○月×日までに玄関の靴箱を片付ける、というようにさほど広くない場所を指定して期日を決めるといいですよ。

 

大好きなあの人、見せたくないあの人を招くとしたら?

人の行動を起こすパターンには2種類あるそうです

  1. 目的志向
  2. 回避志向

目的志向とは、目標・目的に向かって行動すること。「こうなりたい」「こういうことを達成したい」という目的に対してやる気が出ること。
回避志向とは、問題を回避するために行動すること。「問題の解決」「不安を取り除く」「困った状態を避ける」などリスクを回避するために行動することです。

あなたはどちらの方が動きやすいですか?

おうちでサロンを経営したい。人を招いてパーティーをしたり、素敵な家だねと言われるようにしたい!なら目的志向。
夫から「片付けろよ!」と文句を言われたくない。いつも探し物をしていて忘れ物が多く、家事に時間がかかるのを改善したい!なら回避志向と言えます。

どちらがいいとか悪いとかはありません。どちらも強い想いがあれば行動の原動力となるのです。「そうなったらいいな」程度の思いなら、なかなか動けないかもしれません。

目的志向で動くのなら、まず「こうなりたい」を具体化することから始めます。なんとなく、では動けないので具体的に片付いた状態をイメージすること、言語化することでだんだんと片付けたいという意欲が高まるでしょう。紙に書き出したり、素敵なインテリアの写真を探すなど、「こうなりたい!」の妄想を膨らませてください。

回避志向で動くなら、あなたが憧れている人や大好きなあの人があなたの家に遊びに来ることを考えてみてください。あなたが恥ずかしいところを見られたくない人が家に来るとしたら、何としてでも片付けますよね。その人が、家中隅々まで空けて覗いていくとしたら、どっかに見えないように隠しておしまいという訳にもいきません。どこを見られても恥ずかしくないように家の中を整理したい!と強く思うはずです。

 

もしヨネスケが突然やってきたら・・・(妄想)

私は疲れてて家事を後回しにしたくなったときに、突然ヨネスケが来て「突撃となりの晩ご飯」でTVカメラが入ったらと妄想します(笑)今はもうやっていませんが、昔TVで「突撃となりの晩ご飯」を見たときに家がとっても散らかっているお宅が多い印象を受けました。突然アポなし訪問だから片付ける暇などありません。普段からきれいにしていないと万が一の時、TVの全国ネットで自分の家が散らかっているのをさらけだしてしまうのです!!

この妄想のおかげで、つい後回しにしたくなる片付けを「やばい!やらなくちゃ!」とスイッチをいれることができます。(笑)妄想力が高い人はTVや雑誌の取材が突然家にやってくる妄想、やってみてください!

 

やってやれないことはない

今、片付けはじめる前にどうしたらいいか?と悩んでいるあなた。しかし、悩んでいても動かない限り解決はしません。

やってやれないことはない。やらずにできるわけがない。

という言葉があるように、やってやれないことってほとんどありません。あなたに「サーカスで空中ブランコをしろ」と言ってるわけでも「世界一のランナーになれ!」と言ってるわけでもありません。あなたが何年もかけてため込んできたガラクタをさっさと処分すればいいだけです。

行動力や決断力が欲しければ、まずは行動すること。これしかありません。1日一袋分のゴミ袋に不要なモノを詰めて行けばひと月で30袋捨てられるのです。45㍑のゴミ袋が30個分モノがなくなれば、スペースもそれなりに空いてくるのです。空いたスペースには、今使っているモノをしまえるようになってきますよ。

 

【まとめ】やる気は無理に「出す」のではなく、ただ行動に移すだけ

やる気が出ないから動けない、は単なるいいわけでしかありません。嫌なことを避けようとして逃げるための常套文句です。やる気がなくても片付けはできます。やる気はやっていれば後から出てくることだってあるんです。人は達成感や成果を目にすることでやる気に満ちあふれて来ます。それを最初から100%のやる気が出てからやろうとすること自体が間違いなのです。

片付けは「やったほうがいい」から「やらなくてはいけないこと」に変えること。

さらに、どんどん片付けが進むような「目的」を設定することや、「絶対にこれだけは避けたい」ことを妄想しましょう。

やる気が起きるまで待つのではなく、まずは小さな1ヶ所からとりかかり達成感を味わってください。達成感を感じればまた続けたくなる「やる気」はかならず湧いてきますよ。

 

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  • この記事を書いた人

寺尾江里子

ミニマム収納アカデミー主宰 整理収納アドバイザー1級、2級認定講師 「片付けが苦手」「なかなかモノが捨てられない」 絶賛子育て中40代ママのお悩みを解決いたします!

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